風にも負けず

気合を入れてまだ暗いうちに集合しましたが思ったより全然混雑せず(笑)

山を眺めると今日もボーボーな地獄な感じでしたが行けるとこまで行くぜ!

グラートは風で動く気配が無いのでハイク開始。

早速ですが、地獄です(笑)

耐えるゲスト。

凍傷にならないようにこまめに指を動かして~と。

他のすべり手達が脱落する中、歩みを止めず。

だって美味しそうなんだもん!

何度も「心は折れてませんか~?」と、確認しながら下ノ樺着。

テントを張った跡で風を避けて休憩、皆さん元気です!

じりじりと前進を続け、2361着。

強風のせいでゆっくりなんで体力的には楽です。

後ろに猫ちゃんが見えるはずなんですよ~。

強風に耐えてここまでやってきたすべり手は僕らだけでしたが、登山の方は居ました。

まー、冬山ってこんなもんですからねー。

楽な時ばっか行ってるとすぐぴよっちゃう弱い子になってしまうんでたまには根性見せないとねー(笑)

だいたい限界ってのは自分が勝手に設定してたりしますからね。

そしてご褒美の貸し切りパウダー!

苦労が報われる瞬間!

ヒャッホーが止まりません!

一番雪が良かった中間部、サイコーでした。

雪も安定してまして、危なっかしい所はありませんでした。

同じく風がボーボーの日で危なくて退散した時もあれば今日のような日もある。難しいですね~。

下部と本流はパックで難しい!

トラバースの途中で良い雪を見つけてしまい、標高を下げる(笑)

スキーヤーズレフトは良い雪でヒャッホーだったガラちゃん。

ライトはいまいち。

こっから下はパックの嵐に足がプルプル状態(笑)

しんどかったですね~、お疲れ様でした!

しかし、寒気が長続きしませんね。

大丈夫か、地球??

 

 

 

コルチナ祭り

年末+パウダーデイ=激混み!な大賑わいのコルチナでした。

降ったんで先ずはゲレパウ食べてから考えましょう!と、ゲストとコルチナに着いたのは7時30頃。意外とリフト前に板が少なくてびっくり。

前には10人も居ませんでした。何で?

そうこうしてる内に人も増えだし、いつものコルチナに。

知る人ぞ知るコルチナの女王と久しぶりの再会。

昨シーズン会えていなかったので何だかずいぶん大きくなった印象でびっくりしました。

先々シーズンは年長さんだったのが今は2年生との事、そりゃ大きくもなるわな~。

子供の成長は早いもんですね、親戚の子供に久しぶりに会って大きくなっていて驚く感じですね。

足元もゴータマからベンチェトラーにパワーアップ。

パウダー英才教育、ヤバイ!

いつも通り、第四のリフト線下を滑っておられました(笑)

リフト待ちの間にマーブルチョコを頂きました。

ヤバイ、かわいすぎる!可愛すぎて娘を嫁にやれん!ってお父さんの気持ちがちょっとわかった気がしました(笑)

雪は底付き無しのヒャッホー。

今日は第五も動かすみたいでしたが乗り遅れたので裏に逃げる事に。

今日のハイクポイント(笑)

気づくとスキー場は人でごった返しに!

11時過ぎなのにチケットの列は駐車場の方まで続いてるし、駐車場に入れない車で渋滞しているのが見える。

これはヤバい!と、早めに昼飯に。

いつもならコルチナ次郎なのだがまだわらび平のレストランがやってないのでホテルの味噌ラーメンでおなかを満たす。

昼から八方でも行きますか~と話していたのだがコルチナでも結構な風が吹いていたのでたぶん八方は地獄だろうとの判断で止めに。

んでもまだツリーは藪いだろーとの事であそこへ。

ピーカンパウダーノートラック!貸し切り。

下部は藪そうだが、そんなの関係ねー(笑)

藪パウダー!気にならんと言ったらうそになりますが全然滑れました。

良いでしょ?

絵になる登り返し。

「滑り疲れました、お腹いっぱいです」とのお言葉を頂戴しました(笑)

やっぱ降ったらリフト回しだろ!

沈降してない雪はラッセル辛いですんで(笑)

 

まにあった!

今日は時間との勝負!皆さんに頑張ってもらって何とか視界がある中でデカイ斜面をヒャッホー出来ました。

さくっと八方で2361まで行けば沢の雪は良いだろなーとも思いましたが昨日のトレースがあるから白乗もさくさく行けるはず!と、栂池へ。

まあまあ早い位置につけてゴンドラ運行開始を待っていると英語のアナウンスがファースト!

外人優先になってる事に驚愕しました(笑)

ゲストのシールのあまりのかわいさに萌える(笑)

トレースのおかげでさくさく進むが引っ張りすぎてもばてちゃうのでええかげんで(笑)

大雪渓は綺麗になってるように見えますが今シーズンもこんな調子では来秋も初滑りはおあずけになっちまうぜー、頼むよ寒波様。

天狗原にたどり着くと夏道の辺りはあきらかに風の影響受けてるので狙いは南東面。

このまま天気が持てば船越も考えたがトップに着く頃には怪しくなってきたので休むのも我慢してモードチェンジ!と、指令。

皆さん、滑走準備は早く出来れば出来るほど良いのです。

のろのろしていては雪がしんでしまう時もあれば今日のように急変した時なんかは視界を失ってしまいます。

良い雪、良い光で滑りたければその辺を意識してみましょう。

と、言う事ですので忙しくまともな写真はございませんが今日のゲストは僕に負けないくらい良い声でヒャッホーしておられました(笑)

良かったですねー、もう5分遅れてたら見えなくてせっかくの斜面が悔しいのう~ってなってましたよ。

そのまま自然園までと行きたい所ですがまだ雪が少ないので祠まで登り返し。

もうS2くらいの降雪で滑った斜面は見えなくなってきました。

後はスキーヤーズレフトのおまけ斜面&障害物競走をこなして無事に下山!

と、言いたいところでしたがこの後に行けると見積もったスノーブリッジが意外と狭くて私、沢の穴に落っこちました(笑)

まあ、濡れなかったしスキー外して簡単に脱出出来て何でもなかったんですけど皆さんも気を付けましょうね~。

 

もっと降れよ!

小谷の方が降ってそうでしたが午後の可能性にかけてあえての八方。

まずはゲレパウを楽しみましょう~と、飛び込んでみるも底付きしまくりのガリボコにやっつけられる(笑)

それでも我慢できそうな所を何回か回し、柔らかなピステンを楽しみ、休憩を挟んで板にナチュラルストラクチャー入るとわかっていながらロングに一本。

昼近くになり、上に行くとナイスタイミングでした!

尾根上は薄いのですがあまり風の影響を受けていない雪でした。

景色が見れるのと見れないのでは満足度が違いますよね(笑)

底付きある所が多いですが溜まってるラインはヒャッホー!

縦に滑れない人はダメです(笑)

1225hrsで-7.5@1960と冷えていて雪はほとんど風の影響を受けていないのでスプレーは派手に上がりオーバーヘッド!

天狗の頭辺りにサイズ2ほどの雪崩の跡がありましたが行動した範囲内では不安定性は感じず。

しかしながら下部は雨の影響が色濃く、デブリが再凍結したやつが隠れてたりとデンジャラス。沢も先日より割れてる面積デカクなってねーか?(笑)

いっこうに楽にならない藪&渡渉をこなして核心の林道。

最初のコーナーまで重機が入ってきてまして、砂利まき散らし放題(笑)

やっぱりある程度積雪がないとスキー場も圧雪出来ないっちゅー事ですね~。

薄皮一枚をだましだまし滑り、小石ブレーキにおびえながら何とか下山。

いつになったらボロイすきーを卒業出来るのか?(笑)

明日の夜、ホントに降んだろな~?

一人おかわり!

やっぱり晴れたら八方になっちゃうんですよね(笑)

美味しい粉雪ノートラック頂きました!

はい、こうなりますよね~。週末でぴーかんだし、名木山は雪不足、そもそもBC、登山者はゴンドラからしか上がれませんからね~。

白馬の組合の先輩達が要望書を出してくれてるようですがどうなることやら。

何とグラートが動くではないですか!週末で登山者も多かったからでしょうか?それとも下部ゲレンデがオープンしなくて人が余ってたから?(笑)

ちなみに規定積雪に達していないのでゲレンデは滑って降りてこないでとのアナウンス。

リフト下山はOKだと。

何だか上部ではまた風が吹いてるのか唐松は隠れてました。

鼻息荒い人たちは皆さん上に向かって行ったのでとっとと美味しい斜面を頂きましょう!

ええ雪ですな~、素晴らしいヒャッホー日和!

2ピッチ目もパフパフ!

この勢いで行っちゃいましょう!と、思うも3ピッチ目は斜度変化する所なので冷静に。

ノールに出来たプチ雪庇を親の仇スキーカーット!!するとウィンドスラブ崩壊でサイズ1.5発生。

ごめーん、綺麗な斜面だったのにー。でもデブリはF+の柔らかさで滑って問題ないから許してにゃん♡

降雪結晶がレイヤーでしたが上載積雪が浅かったんでこの程度で済んだ感じ。

と、言う事で行っちゃって!

美味しゅうございました~。

ドロップが早すぎてこちらの面には光がなかったがこんだけ晴れてりゃ問題無し!

4人で貸し切りノートラック!ワンパターンだろうが何回も滑っていようが良い斜面に面ツルパウダーあればいつでもご機嫌です。

どう見ても寒の戻りでの春スキー帰りに見えますね(笑)

素早く下山して二周目行きましょう!と、思いましたが下部は先日の雨でダメージ大。

特に林道は虫の息でして、滑っていくと雪ねええええ~みたいな(笑)

スピード付いた頃に無くなると困ります、ずらすと石をほじくり返しちゃうし(笑)

何回か板を外したり付けたりしてある程度滑ってこれましたが捨て板じゃないと小石ストラクチャー入りまくりで泣けます。

そんなんでしたのでゲストはもうお腹いっぱいと言う事で二周目は自分ひとりで行く事に(笑)

上に上がって来ると八方ケルンの辺りでもサイズ1程度が起きていました。

何だかもうガッタガタのギッタギタの下部をこなす気になれなかったので美味しい上部だけつまみ食いする事に。

ヒャッホーすると隣で斜面をうかがってた人達も滑ってきました(笑)

火が点いてしまい、もう一回ちょい登り返してのおまけ。

さらにもうちょい落として満喫。ああー、満たされた(笑)

どう見ても下はめんどくさそうだったので大人しくゲレンデ下山する事に。

グラートはダメですよ~と言われてるので見えないように回り込んで下駅へ。

ゲレンデのアイスバーンは一度もチューンナップしてない捨て板ではエッジが全然聞かずに流れ出したら止まらね~状態!

コブにぶつかって止まるみたいな(笑)

国際は下に着くまでに身体が冷え切る!

早く下までしっかり積って欲しい!

27日から頼むぜ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうちょっと!

 

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麓は全然積ってませんでしたが山の上には上質なパウダーがありました。

が、もうちょい!に不完全燃焼な一日に。imgp0002

もしかしたら上に着いた頃に晴れてサイコー!になるんじゃと思い林道をラッセル。

成城大の小屋前で45センチほどの新雪は天狗原直下では60に。

途中からパーティーに欲しくなる強い二人組が現れ先頭でガンガン先に。

トレースあると楽ですね~(笑)

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天狗原より先に向かったのは僕ら含めて3人だけ。

時折、青空が覗いて期待を持たせるのだが・・・。

山頂付近で結構待ったが3時までには下山したいので滑走準備へ。imgp0007

単独の方が一瞬の光を逃さず滑っていくの図。

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待てましぇ~ん!!imgp0009

どぱうに溺れるの図。imgp0011

何とかヒャッホーできたものの、自分としては不満(笑)

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あっという間にまた見えなく。

悔しいのう~、トレースあるんで明日は楽ですよ!

リベンジは八方にしようかな(笑)

 

 

 

 

穏やかな八方

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昨日の爆風が嘘のような穏やかな八方でした。

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おおむね、風リセット。

登山口では白馬ローカル大集合!

みんな、今日しか無いって事をわかってます(笑)

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穏やかな風の中、今季初の2361へ到着。

1115hrsで-1度@2361とあったかいんだからぁ!

ねこちゃんアップ!今シーズンは何度足を運べるだろうか?

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後姿が◯ラーの◯ズーさんにしか見えない今日のゲスト(笑)

Dルンゼまで滑っている猛者です。富山から遊びに来てくれました。

「勉強させてもらいに来ました!」と、あちゃ~頼むガイド間違えておられる(笑)

エキスパートがガイドを使って遊びに来てくれる。何だかとっても嬉しいのです。

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ローカルはみんな良い雪が残ってる所をわかっているので必然的に狙いどころは一緒。

そんな中でも知り合いはせっかくだからと、良いラインを譲ってくれたりして。

泣けますね、Nさんありがとうございます。

最近のBC人気で人が増え、いろいろマイナスな話も耳にする時もありますが自分も他者への思いやりを持ってこの遊びを続けて行きたいと思います。

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楽しすぎて写真が撮れなかった1ピッチ目の次の斜面。

尾根を越えてのぞき込むと上にも良い斜面があるじゃないですか!

こっからエントリーはもったいなさすぎると言う事でちょい登り返す事に。

もちろん、ゲストの同意を得てですよ(笑)

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うひょ?

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ひょ~!

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あ~、気持ち良い~!!

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夢の跡。雪は生き物です、生きてるうちにしっかり楽しんであげたいですね。

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デザートは昨日とエントリーポイントを変えて。

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しっかりノートラック頂きました!

爆風の日もあれば、こんな穏やかな日もあります。

このツンデレにやられてしまうんですよね(笑)

「勉強させてもらうつもりが全開で楽しんでしまいました!ジョニーさんが初めてのガイドで良かった」と言ってもらえて目頭を押さえました。・・・、嘘です、泣いてませんがガイド冥利に尽きますね。嬉しかったなー。

僕が初のガイドで良かったのか悪かったのかわかりませんが、本で勉強してるけど雪崩の講習会には出たことがないと言っておられたので長く遊びたいならjanでお勉強してみてくださいとは言っておきました(笑)

さて、明日からしばらくは忍耐。クリスマス寒波に期待したい所ですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

なぜじゃあああああ!

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今日は完璧な八方dayでしょーと、勇んで向かいましたがある意味完璧な八方でした(笑)

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今シーズンの初仕事が八方。ゲストとは6時30に待ち合わせ!

先にあるトレースは夜中から登ると言っていたkくんだろうか?

上では雪訓?いつ登ったんだ??

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尾根直下に破断面。うむ、バンバン雪崩れて沢を埋めてちょーだい!

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昨日の八方池山荘は大賑わいだった様子。

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スノーシューは落とし穴に落ちます、要ルートファインディング(笑)

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風も無いし、ルンルンでハイクしていたのだが石神井ケルン付近からいきなり風が。

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八方の本気がさく裂!とっとと近場へと思ったのだがゲストが頑張れると言うので行ける所まで行く事に。

尾根上は常に10m以上、たまに身体が持ってかれそうな爆風!瞬間20以上あったはず。

え~、今日ってこんな風出る予報やったん??

ほっぺたが凍傷になるかと思いました。

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ボーボーの風に耐えながら何とか上の樺付近へ。先行者のトラック。沢には入らずに尾根上に戻ってきてました。

大多数は風に耐え兼ね、下の樺から南へとっとと滑りこんでました。わかります、その気持ち(笑)

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一向に止まない風にもう無理ぽ!と、2361目前で諦める事に。2301くらいでしょうか?

1130hrsで-5度程度。あれ?んなもん?温度計壊れてんちゃう?

体感温度ハンパねーど!

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何故だか誰も滑らなかった2361からのメインバーン。ウィンドスラブを警戒してカット気味に入ってみるも意外と大丈夫そう。

んでは、行ってきまーす!うっひょ~!!素晴らしいパウダー!!頑張って登ってきて良かった!

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今日が今シーズン初滑りだと言うゲストもヒャッホー!!

風のせいかロングなスプレー上げてますね~。

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素晴らしい初滑りです。

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こっから下もサイコー!!走ります!

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下部はやはりまだちょっと狭く、藪い。

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今季初の侵入者に驚いたのかテンなのかイタチなのかわからなかったが猛ダッシュで逃げていきました。ごめんね~、これからうるさくなる季節だね~。

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無事に本流着。

こっからトラバース斜面はカチカチ!慌ててTLTをロック。

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本流にはパウダーが詰まってそうでしたが、まだ滝の下は行き詰りそうですね。

誰かチャレンジしてくれる勇者はいませんか?(笑)

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まだまだボーボーです。

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お次はこちら。溜まってそうに見えるがこの標高帯は雨の影響があった所。

うっすらデブリやスノーボールが凍った場所が見える。

ヒャッホーしてぶっ飛ばしたいところだがここは慎重にエントリーする事に。

尾根直下斜面でレインクラスト上に70センチ、結合も悪くはない。20下にアラレのレイヤーはあるが伝播はしなかった。

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たまに固いデブリを拾うがここも快適にヒャッホー。

ロングターンでスピード出すと隠れデブリにヒットしてぶっ飛ぶ恐れがあったのでショートターンでコントロール。

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押し出し側からちょろっと入った跡はあったが貸し切りでした。

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先日の雨が心配でしたが下部はこのまえ来た時よりも雪は増えていてそんなに苦労することもなく。

ゲストには濡れないように行こうとすると逆に危ないのでじゃぶじゃぶ行っちゃって!と言ったのだが自分は絶対濡れたくなかったので慎重にルーファイ。かなり回り込んだが成功!誰か秋に丸太でも渡しといてよ(笑)

さて、今日で結構雪は死ぬと予想してましたが意外と大丈夫です。

明日のゲスト様、大丈夫ですよ!明日もパウダー滑れます。

飛び入り参加もOK、床屋さん&美容師さん、エントリーお待ちしてます(笑)

 

 

パウダージャンキー?

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私はパウダージャンキーである。

行ける距離でリフト回しが出来るなら躊躇せず、降った所に向かう。

八海山と迷ったがお金に余裕はないので無料のさかえ倶楽部に向かったのだ。

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先頭はボーダー2人組。

この時点で私のファーストは確定したのだ。

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北海道の人からしたらパウダーでは無いと言われるだろう。

しかし、面ツルなら気持ち良く滑れるものだ。

私は山形県の海が近く標高の低いスキー場で育った。

含水率で言うとドライでは無くモイストだった。

たまに大会などで蔵王に行くと雪玉が作れない雪に驚いたものだ。

ファットで快楽を覚えたのもARAIだったので問題ない。

雪質云々言うのならとっくの昔に北海道に移住している。

大概、雪質のせいにする人は技術が伴っていないものだ。

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スプレーと言うよりスプラッシュを上げ、ノートラックが無くなった頃にオープンセレモニーが始まった。

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先着100名無料の上に甘酒やイノシシ汁のふるまいもある。

栄村に出来て白馬村に出来ないわけはない。

白馬は見習わなくてはいけない。

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絶え間なく降る湿った雪。ウェアは濡れる、防水スプレーを買いに行こう。

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田舎の小さなスキー場。雪質も良いとは言えないがきっとまた訪れるだろう。

軽い方が楽しいのはあたりまえだが底付きしなければ私は満足出来るのだから。

 

 

 

 

 

栂池BC下見

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朝一の天気は微妙だったので行く気はなかったんですが、何だか良さそうなので急遽栂池へ。

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家を出たのが10時過ぎなのでこの時点で11時オーバー。

どんどんガスが取れて来て青空まで見える始末。

寒気が来てるんだからガッツリ降ってもらいたい所なのですが降ってるのは北信エリアから上の様子。

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もちろん、ショートカットは出来ないので林道をひたすらトレース。

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成城大の小屋前で1mちょいの積雪。

一昨日からの新雪が約20、その下にレインクラストが5センチ程度あって濡れザラメ、締まり雪な積雪構造。

クラストの上下に温度勾配は無く、安定してるように見えましたが新雪層内にはウィークインターフェイスあり。

スキーペン10程度ですが、FP40以上とツボではクラストを突き破り大変です(笑)

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わかってますがまだ藪い!なかなか真っすぐに登れず。

先行者はトラップに引っかかり苦労した跡が(笑)

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気持ち良さそうに滑って来たテレマーカー二人組はガイド仲間でした。

3ターンくらいはヒャッホー出来たかと(笑)

途中から早めにトラバースしないと沢にはまりそうですね。

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だんだん開けてくるとそれなりに楽しめそうになってきます。

この辺だとクラストは1センチ程度。2100より上で雨の影響はなくなりました。

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朝から登ってた人達は乗鞍まで行ったみたいで既に滑ったトラックが。

結構、風の影響があるように見えますね~。

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出発が遅かったので今日は天狗原で止める事に。

風でばらつきがありますが平均で2mオーバーの積雪。

ツリーホールが隠れていて、小用をしに木のそばに不用意に近づくと落とし穴に落ちますので気を付けて(笑)

1345hrsで-8.5と冷えて来てましたが風は穏やかだったので体感的には感じず。

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滑る準備をしていると外人さんがヒャッホー言いながら滑ってきました!

なんだ、意外と快適そうじゃん!朝一から来れば良かったとちょい後悔。

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まったりツリーランから自然園ラインへ。

快適なのは上部のみで後はジャングル、そりゃあそーだよね(笑)

ぼやけてるのはレンズが曇ってそのまま凍ったため。

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ええ、開いてますが何か?早くガッツリ降って雪崩れてください!

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どこを滑って来たのでしょう?記憶にございません(笑)

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自然と一体化しているのは緑な外人さんガイド達のグループ。

もう仕事してんのか!と、思いましたがガイド達だけで下見だそう。

一本隣の沢を滑って来たようですがやっぱり下部はジャングルで藪こぎ状態に(笑)

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自然園まで来てほっと一息。もっと雪が欲しいです~。

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ON林道での帰り道。何か旭岳っぽいな~とパチリ。

大人しく、ゴンドラ下山で帰りました。

上は楽しめるくらいにはなってますがやはり自然園まで快適に滑りたいですよね?

船越方面は楽しそうに見えましたが自然園横断もまだちょいと藪かったり沢も出てますね。

さて、今晩からある程度上乗せしてもらわないと来週からの高温ウィークに耐えられそうにありませんよ!雪神様、どうかよろしくお恵みを!