昨晩、「明日、山行かないすか~?」と、電話をかけると明日は北信へそばを食べに行くツアーだと言うではないか!
なに、それ、おもしろそーじゃん!と、二つ返事でバンヤツアーに参加決定(笑)
当初の予定では回数券で上まで上がってツアー開始のはずが、なぜかゲレンデには面ツルが残っている!
話を聞くと昨日風が強くて上のリフトが動いていないとの事。
迷わずジャンキー達は午前券を購入(笑)
上のリフトに並んでいると「ジョニーさんですよね?」と言って近づいてくる怪しげなマニアな人影。
誰やねん!と思っていると昨シーズンツアーに参加してくれたゲストでした。
今シーズン、北信に引っ越ししてきたらしく、除雪が大変で~、へ~、仕事は?と聞くと「無職です」と、男らしい一言(笑)
無職でスキー、サイコーじゃん!バムの鏡ですね(笑)
雪は風に撫でられていて踏むとすぐに帰って来る超快速パウダー。
ゲレンデを4回、回した後に裏へ。
ライダー、まちゃ君のパフォーマンス!
MAKKO女史もヒャッホー!!、上手いやん!
今じゃ白馬エリアでは味わえないシングルリフト。
横向けるから景色見れて良いよね(笑)
尾根上から北斜面に降り注ぐ光、良いねぇ。
尾根やら沢やら滑って潰れたスキー場へ。
池の上も問題なーし。
南向きだが、降ってすぐなら遊べそうである。
里山を滑り、登り、道路を歩き、これぞスキーを使ってのツアリング(笑)
本日のハイライト、そば屋に到着!
ぐへへ、大盛りに天ぷらも付けちゃお~と思っていると・・・。
何ともう閉店!!!
オーマイガー!!!!!
「ゲレンデで遊び過ぎた~」
完全なるヒューマンエラー(笑)
リスクは雪だけではないのである(笑)
よくよく話を聞くと一食分ならあるらしく、みんなで一杯のかけそばを食べようかとも思ったが、消耗激しいMAKKO女史に食べて休んでてもらい、ヤロー共でツアーを続行して迎えに来る作戦に変更。
みんなの事を思い、感無量で食べたそばは美味かったらしい?(笑)
遅くなればなるほどそば屋を追い出され、待っている時間が長くなるのでガシガシペースで登る。
ここからの標高差350の登りが最後が急でめっちゃしんどい。
あれ?今日はまったり里山滑ってそば食べるのんびりツアーって聞いてたんすけど?(笑)
その後も密林をスラロームし、三回目の登り返しの準備をしている最中にある疑惑が確信に変わる。
「これ、そば屋で食えてなくて正解じゃないの?」
もし、そば屋でみんなで食べてまったりして休憩後に登っていたらこんなペースでは確実に無理でヘッデン下山間違いなしの大惨事だったはずだ(笑)
わずかなオープンを堪能!
ヘロヘロになりながらもゴールが見えて来た。
板職人が長年思い描いていた野尻湖へ向かっての滑走。
変態じゃないと決して思いつかないツアールートだ(笑)
フィナーレは感動的だった。
合わせたかのように西日が勇者達、いや、むしろ愚者達?(笑)を歓迎してくれた。
感動もつかの間、既にそば屋で別れてから2.5hが経過している。
急いでお迎えに行くと西日に照らされたMAKKO女史が雰囲気抜群のバス停で待ちくたびれていた(笑)
お待たせしてすんませんした~、これでも頑張ったんですYO!
昼飯を逃し、腹ペコだったんですり鉢ラーメンで締め!
いや~、メインのそばも食えず、とてもハードなツアーだったのだがこの充実感はなんだろう?
スキーを使ってのグルメツアー、いろんな視点があるものだ。
ゲストを楽しませる引き出しは多ければ多いほど良いはずだ。
勉強になりま~す!
バンヤツアー、恐るべしである(笑)