2日間爆風が吹き荒れたヒャッホー尾根。
上がってみると、見事なTHE HAPPOになっていた(笑)
柔らかいパウダーはいずこへ?
2日間おあずけを喰らったFWQ。
ベストコンディションではないだろうが、カチコチでもないので何とかなったかな?
映像が楽しみですね~。
パイオニアクラブのふせっちは本日はスキーでガイディング。
どっちでもガイド出来るって最強じゃね?
黄砂でぼんや~り!
おーい、まだ1月ですYO~。
5日前くらいから狙っていた本日。
カレンダーには早々に予定ありで仕事を拒否(笑)
ここ2シーズン、ゲストも賢くなり、ヒャッホー尾根が狙えそうな日は平日でも申し込みが来てしまい、「ぐあっ!不帰阻止された~」と、ぐぬぐぬする日が多かった(笑)
もちろん、ありがたい事なのだが仕事ばかりして小銭をためた所で自分の幸福度は上がらない事に気づいたのだ。
まあ、嫁、子供が居たら「この子のミルク代どーすんのよ、死ね!」とか、言われるんだろうけど(笑)
しかし、どこを見回しても風の影響が大きい。
が、私は知っている。
こういう日は不帰はバフバフと言うあるあるを。
数日前、一人で行こうと思っていた所へ撮影のお誘いを頂き、んじゃ、行きましょか~と。
白馬のボスで三大松の一人、Y氏とカメラマンのN氏が早い、早い(笑)
うーむ、なにやらおでこにクラックが見えますな~。
あまり良い状態では無さそうだが、とりあえず上へ。
グングン直登で登って行くパイセン。
追いつけね~。
何やらDルンゼもボコボコしてる?
とりま、山頂へ。
カメラマンはこっから狙うって事で私と4前ライダーのきょうとが猫ちゃんへ向かう事に。
Y氏はD狙い。
Dルンゼの入り口に居た先行者はお久しぶりのトマホークKくんパーティ。
Dルンゼの真ん中リッジラインをかっとび、やっぱりトマホークになって眼鏡が壊れたとか(笑)
家族持ちは無理しちゃだめですYO~(笑)
いつも思う。
2峰左耳への登り、ちょーだり~(笑)
対面から見て左耳からの通称オープンb。
きょうとはここ狙い。
お互い、遺言を伝えあい健闘を祈る(笑)
お久しぶりの真ん中。
パイオニアクラブのと〇さん監修(たぶん)の不帰のラインが載っている本によるとここはノーズダイブと言うラインの入り口。
んが、真っすぐはスラフを避けれないのでお隣、逆しの字ラインへ、やや斜めに滑ってスラフを逃す作戦で。
ノールで先は見えないが、デジカメで対面から撮ったラインをシンクロさせて緊張マックス!!
クラックは真っすぐ行けば何とかなるっしょ!
無線のやり取り後、気合を入れてゴー!!!!!!
うおおお、こえーけど、やっぱパウダーじゃ~ん!!!
んが、スキーヤーズレフトはもっさもさクラスト手前の湿雪でおまけに黄砂で汚ねー(笑)
2回スラフをやり過ごし、Xルンゼは写真に撮ってもらえるようにスキーヤーズライトへ。
無事に唐松沢へ合流。
んあ~、生きてるぞ~!!!(笑)
んでもってきょうとを見守ると、最初の日が当たっているスキーヤーズレフトの腐った湿雪が巨大な雪崩になり、もっくもく!
いや~、下から見上げている俺のがビビった!
が、ライトは素晴らしいパウダーだったみたいで気持ち良く滑れたとか。
喉は慎重にクリアして生還。
最後に隠れクラックに落ちてたけど(笑)
ハイタッチで生還を喜び合う、サイコーの気分だ!
Dルンゼ組と合流~。
いや~、BとCも岩が立っていて絵になりますね~。
さ、後はリラックスして帰るべ!
が、パックされてる唐松沢はなかなか難しかった(笑)
まーしかし、綺麗な景色に癒されるわ~。
下部も貪欲に狙うカメラマンと、
貪欲に滑るライダー。
もー、オッサンは不帰で燃え尽きてたよ(笑)
今季初下山の下部。
南滝も巻かずに来れるし(ちょっと怖いけど)、湯の入沢もブリッジで渡れました。
お帰りのクラストが固まったボコボコ林道が一番核心だったかも?(笑)
皆様、ありがとうございました~、またチャンスがあれば狙いましょう!
途中まで付いてきてくれたIガイドに撮ってもらった貴重な写真。
ライン、見えますかね~?
昨日、お問い合わせをくれたゲスト様、お断りして申し訳ありませんでした!
これで猫補給出来ましたので、しばらくはTHE DAYの時も気持ち良く、優しくガイド出来ます(笑)
クソガイドでさーせん、フヒヒ(笑)